初詣で甘酒が振る舞われる意味や由来は?アルコールは含まれてる?

初詣で神社に行くと、甘酒を振る舞ってくれる神社が全国に数多くあります。

寒い身体を暖める為に甘酒を振る舞ってくれるのだと思いますが、本当の理由をご存知ですか?

今回は、

・初詣で甘酒が振る舞われる本当の意味
・甘酒を飲むようになった歴史や由来
・甘酒にはアルコールは含まれる?車の運転していいのか

上記の部分について、詳しく取り上げていきます。
是非、参考にして下さい。

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初詣で甘酒が振る舞われる本当の意味は?

新年に神社に足を運ぶと、暖かい甘酒が売られていたりします。
寒い身体を暖めようと、よく私も飲んで帰ります。

甘酒は、冷え性対策としてとても効果的な飲み物であると、冷え性外来のお医者さんが言っていたのを、以前テレビで拝見しました。
その効果は、冷え対策で有名な生姜湯以上だとも言われています。

ですが、振る舞われる理由は他にあります。

お屠蘇(おとそ)と呼ばれる、お正月に飲まれる縁起物のお酒をご存知ですか?
今では、その風習もなくなってきているので、知らない方も多いかと思います。

お屠蘇(おとそ)は、簡単に言うと、漢方薬をお酒に浸した“薬酒”です。

一年の、無病息災を願って頂くお酒の事を言います。
また、一年の邪気を払い、長寿を願うとも言われています。

薬味を浸しているので、苦味や薬草の香りなどもあり、またアルコールも含まれるので子供は飲めません。

ですが、甘酒なら老若男女美味しく飲めるので、お屠蘇の代わりに甘酒を振る舞っていると言われています。

また、甘酒は古くから“米麹(こめこうじ)”で作られています。

そのことから、米農家の方々が収穫を感謝し、甘酒を作って神社にお供えをする。
といった風習がある地域もあります。

そういった流れで、参拝客にも甘酒を振る舞っていると言った理由もあります。

ですので、

  • お屠蘇(おとそ)の変わりに、甘酒を振る舞う
  • 米農家の人達が収穫に感謝し、甘酒を振る舞う

以上の2つの理由があったんですね。

でも、甘酒って、昔は夏によく飲まれる飲み物だったんです。

今では冬に飲む物として定着していますが、なぜ夏に飲まれていたのか。
少しだけ歴史を見てみましょう。

甘酒が夏に飲まれていた歴史や由来

甘酒は、江戸時代には夏の風物詩でした。

甘酒には、豊富な栄養が含まれています。

人間が活動する上でとても重要な栄養素であるブドウ糖が、甘酒には20%も含まれています。
また、豊富なビタミン群ミネラル必須アミノ酸など、私達の身体にとても有効な成分がたくさん入っているんです。

その為、エネルギー補給、免疫力の向上、腸内改善などにとても役立ってくれます。

そういった理由から、甘酒は夏バテを防いでくれる「夏の栄養ドリンク」として、庶民の間では日常的に飲まれる飲み物だったんです。

江戸時代には、冷蔵庫もエアコンもありません。
その為、暑さで病気になってしまう人々が多く、夏場は特に死亡率が高かったそうです。

それを防ぐべく、江戸幕府は甘酒の値段設定を最高でも4文にし、庶民でも手軽に甘酒が買えるようにして、人々の健康を守っていたと言われています。

Point!

1文=現在では約32.5円

当時は、“甘酒売り”という商売も盛んに行われてました。

「あまーい、あまーい」

と声を出して、売り回っていたと言われています。

その歴史から、“甘酒”は、現在の俳句の夏の季語としても使われています。

そんな甘酒ですが、“酒”という単語が入っているだけに、アルコールがどの程度含まれているか心配になりますよね。

初詣に車で行き、神社で甘酒を飲んだ後に運転して大丈夫なのでしょうか。
次章で見ていきましょう。


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神社の甘酒のアルコールは車の運転に支障ある?

初詣,甘酒

神社で振る舞われる甘酒は、ほとんどの場合アルコールを含んでいない甘酒を提供しています。

甘酒には2種類あり、

・米麹(こめこうじ)
・酒粕(さけかす)

から、それぞれ作られる物があります。

米麹で作られる物は、アルコールを含みません。

酒粕から作られる甘酒は、アルコール分を含みます。

神社で提供される甘酒は、不特定多数の人々の手に渡り飲まれます。
その為、アルコールの含んだ酒粕で作られる甘酒を神社が提供し、その後に車を運転して捕まってしまった場合、神社側にも責任が降り掛かってしまいますね。

そうならない為にも、神社側は米麹で作られたアルコール分を含まない甘酒を提供しているので、初詣などで行かれた場合は安心して飲むことが出来ます^^

市販の甘酒は…

ちなみに余談ですが、市販の甘酒は基本的にアルコール度数が1%未満の物がほとんどです。

アルコール度数1%は、酒に分類されず、“ソフトドリンク”として扱われます。

しかし、1%未満であっても、たくさん飲んでしまうと人によっては酔ってしまう人もいます
お酒に弱い人、強い人っていますが、人によってアルコール分解能力に違いがあります。

アルコール分解能力が低い人は、例えアルコール度数1%未満であっても、沢山飲むと酒気帯び運転で捕まる可能性もあります。

神社で振る舞われた甘酒は大丈夫でも、市販の甘酒を飲んでの運転には注意が必要です。
運転をされる方は、注意しておきましょう。

さいごに

甘酒は、冬の寒い季節にはとても重宝する飲み物です。

あまり普段は飲まず、ほとんどの場合は年に1回にお正月に飲む程度だとは思いますが、健康・美容にもとても効果的な飲み物ですので、普段から飲むのにも大変おすすめ出来る飲み物です^^

夏は夏バテ対策、冬は冷え性対策にもなる甘酒。

是非、甘酒を飲んで健康的な生活を送りましょう。

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