お年玉の本来の意味とは?あげるようになった由来は?相場はいくら?

お年玉

正月の恒例行事でもあるお年玉

子供の頃は、毎年このお年玉を楽しみに、買う物を決めていて計画を立てていたものです。

当時は、

「大人が子供に正月に渡す特別なお小遣い」

ぐらいにしか思っていませんでしたが、大人になってあげる立場になった今、なぜお年玉をあげるのか。
お年玉の意味や由来などが気になってしまうものです。

大きな出費ですからね^^;

そこで今回は、

・お年玉の本来の意味
・お年玉をあげるようになった由来
・お年玉のお金を入れるポチ袋の意味
・お年玉の年齢別の相場

などについて、お伝えしていきます。

スポンサードリンク

お年玉の本来の意味とは?

現在のお年玉は、両親や親戚、目上の人が、子供へお金を渡すという風習として広まっていますよね。

しかし、昔のお年玉は、実はもともと“お餅”だったんです。

単なる餅ではなく、それは「魂(たましい)」を象徴するものでした。

魂とは、簡単に言うと“力”であり、それを年神様から一年分分け与えて頂き、これから一年の健康を祈る為にお餅を食べる風習が広まっていました。

お餅を食べる=魂を頂く=一年分の力を得る

という訳ですね。

そもそも正月行事とは、新年の神様である年神様を家に迎えて、おもてなし、見送る為の行事なんです。

年神様は、新年の幸福と恵みと共に、私達に魂を分け与えて下さる神様の事です。

正月の門松やおせち料理なども、本来は全て年神様の為の物なのです。

・門松…年神様が降りていらっしゃる目印
・おせち料理…年神様へのお供え物

これらも全て、年神様から“魂”を分け与えて頂き、1年の健康を願う為に行われていた風習なのです。

餅=魂

と先ほど言いましたが、よくよく考えたらなんで?
って話ですよね。

正月行事の一つとして、

鏡餅

がありますね。
お年玉,鏡餅

あの鏡餅にもちゃんと意味があり、鏡餅は年神様の依り代(よりしろ)になるんです。
依り代とは、神霊の憑依物のことであり、鏡餅に年神様が憑依する訳です。

すると、鏡餅には、年神様の“魂”が宿ります。
この魂こそが、“年魂(としだま)”として、家長(お父さん)が家族に分け与える“お年玉”だったのです。

この魂(お餅)を分け与える為の料理が、正月料理でお馴染みのお雑煮です。
お雑煮

お雑煮にお餅は付き物ですね。

私も、お雑煮を食べて初めて

「あ~、正月だなぁ」

と感じます^^

ですので、私達が毎年正月に食べているお雑煮。
その中のお餅には、年神様の“魂”が宿り、1年の健康を祈って食べていた。
という意味が込められていたんですね。

お年玉をあげるようになった由来は?

お年玉の歴史は長く、江戸時代には庶民にも浸透していたと言われています。

この時代頃から、お年玉はお餅だけでなく、お金品物などをあげている家庭もあったようです。

江戸時代から長くその風習は続き、1960年頃の高度経済成長期頃には、都市部を中心に

お年玉=お金

となっていったようです。

お年玉は基本的に、目上から目下の者へあげるというのが昔から一般的です。

  • 家長から家族へ
  • 主人から使用人へ
  • 師匠から弟子へ

しかし、1960年代頃から大人同士のやり取りではお年玉という概念がなくなっていき、この頃から、

お年玉は大人から子供へ

というのが一般的になっていきました。

大人達は、お年玉がなくなった代わりに、現在で言う“お年賀”を贈り合う風習に変化していきました。

お年賀とは?

旧年中はお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
という意味が込められた、新年の挨拶の時に手土産として用いる粗品の事。


スポンサードリンク

お年玉のお金を入れるポチ袋の意味とは?

お年玉を渡す際、ほとんどの場合は、お金を裸のまま渡さずに、お年玉袋に入れますよね。

しかし、時折お年玉袋の事を“ポチ袋”と呼んでいるのを聞いたことはありませんか?

ポチ袋の“ポチ”とは、

「これっぽっち」

と言った言葉が由来になっています。
文字通り、

「これだけ、わずかな」

という意味で、

「少ないけど、気持ちだけでも」

と言った意味が込められています。

ポチ袋もキャラクター物の袋や、高級和紙で作られた物など、今では様々なデザインの物が並んでいます。

どういった袋で渡すかでも、子供心ながらに嬉しさが倍増するものです。

私も、当時子供の頃は、好きなキャラクターのデザインが描かれたポチ袋でお年玉を貰うのが嬉しかったです。

袋だけ、毎年取っておいてコレクションもしていました(笑)
思い出にも残りますからね^^

お年玉の相場を小・中・高校生別に見てみましょう

お年玉の小学生の相場

小学校1年~3年生の低学年の場合は、

1,000円~3,000円

小学校4年~6年生の高学年の場合は、

3,000円~5,000円

が一般的なようです。

親戚の人数や、一年の内に何回会うかなどでも変わってくるようです。

普段から、なにかと子供に買い与えている場合は、お年玉では少額で済ませた方が無難かもしれません。

一年の内に滅多に会わない場合は、少し増額してみてはいかがでしょうか。

1年生は1,000円、2年生は2,000円…と、1年毎に1,000円アップさせる方法でお年玉をあげているご家庭もあるみたいですね。

私が小学生の頃は、友人で合計50,000円貰っているよ!
という強者もいました。

嘘か本当かはわかりませんが、基本的には親戚が多い場合は皆から貰えるので、少額でいいのではないかなという気もします。

お年玉の中学生の相場

5,000円~10,000円が一般的です。

中学生の場合は、1年生と3年生の場合、入学祝い卒業祝いもあるので、それを踏まえた上でお年玉は少額にして、お祝いの方で奮発しているご家庭も多いようです。

正月にしか会わないというご家庭は、正月中に入学祝いと卒業祝いも兼ねて、お年玉を増額して渡す、というご家庭もあるみたいですね。

お年玉の高校生の相場

中学生と同様、

5,000円~10,000円が一般的です。

ただ、高校の場合は義務教育ではないので、入学祝いは合格祝いともなります。
中学校の時とは違い、お祝いのレベルが一気にあがります。

ですので、お年玉もあげて、入学祝いと卒業祝いもあげて、と一番お金が掛かる年頃かもしれません。

しかし、バイトが出来る年にもなるので、人によっては、親戚に幼い姪っ子や甥っ子、いとこがいる場合は、お年玉をもう既にあげているという高校生の子もいるかと思います。

しかしながら、本人は必ずお年玉を貰いたいという気持ちも残っているので、“高校生まではお年玉をあげよう”という気持ちで、お年玉を渡してあげてくださいね^^
(これは、私の実際の当時の気持ちです(笑))

まとめ

・お年玉は、昔は年神様の魂や宿ったお餅の事。

・お餅(年神様の魂)は、家長から家族へ分け与えられる一年分の力

・江戸時代の頃あたりから、お年玉はお餅からお金へとだんだん変化していった。

・ポチ袋の由来は、「これっぽっち」から

スポンサードリンク

この記事が参考になりましたら、是非シェアして頂けると嬉しいです^^

コメントを残す