インフルエンザ予防で欠かせないのは、なんと言ってもマスクですよね。
一番手軽に出来る予防なので、誰もが実践している方法ではないでしょうか。
しかし、あなたのつけているマスクは本当に効果がありますか?
付けているから安心。
ではなく、今一度マスクの使用方法を見ていきましょう。
インフルエンザ予防にはマスクが効果的?
まず基本的なことからお話します。
インフルエンザウィルスの大きさは
一般的に、0.08~0.12μmと言われています。
乾燥した空気を好み、逆に湿度が高いと活動が鈍ります。
一方、私達が普段付けているマスクには2種類あります。
- ガーゼタイプの使い回しが出来るもの
- 不織布マスクと呼ばれる使い捨てのもの
上記の2つがありますね。
推奨されているのは「不織布マスク」。
こちらの網目の大きさは一般的なもので
およそ5μm。
あれ...?
ウィルス=約0.1μm
マスク=:約5μm

そうなんです。
しかも、市販のマスクが必ずしも
自分の顔の輪郭にぴったりフィット
する訳ではありませんから、
どうしても顔とマスクの間には
隙間が出来てしまいます。
いわゆる空気感染をしてしまいますよね?
「じゃあマスク意味ないじゃん」
...とんでもない!!
マスクを使用する意味はそこではありません。
上記にも示しましたが
インフルエンザウイルスは
“乾燥した空気を好み、逆に湿度が高いと活動が鈍ります”
です。
マスクは付けることによって、
乾燥した喉・口内を湿度の高い状態に
保つことが出来るのです。
また、感染者の咳やくしゃみなどからは、
マスクを使用することによって
ほぼ防ぐことが出来ます。
“飛沫感染(ひまつかんせん)”と呼ぶのですが、
インフルエンザの感染原因の一つですので
マスクが大変有効なことがわかりますね(^^)
インフルエンザ予防はマスクの他に手洗いも有効?
インフルエンザの感染経路は飛沫感染の他に、
“接触感染”があります。
これは、感染者が咳やくしゃみを手で抑えることで
手にウイルスがつきます。
その手で電車のつり革やドアノブ、
照明のスイッチなどを触り、それを
自分が触ってしまうとウイルスがつきます。
その手を洗わずにおにぎりやお菓子を
食べると...
自分の体内にインフルエンザウイルスが
入り込んでしまう訳ですね。
なので、手洗いは非常に重要です。
重要な順に言うと
1.マスク
2.手洗い
・
・
・
・
・
3.うがい
ぐらいです。
マスク、手洗いをしっかりしていれば
ほぼ予防出来るといっても
過言ではないでしょう。
帰宅時だけでなく、
調理の前後、食事前など
こまめに石鹸で洗いましょうね(^^)
腕時計などを外し手首も入念に。
また、爪など長い場合はそちらも必ず
切っておき、指と爪の間も入念に洗いましょう。
インフルエンザ予防にはマスクにスプレーを吹付けよう!
最近では、マスク効果を高める為に、以下のような
マスクに直接吹き付ける除菌スプレーが
販売しております。
こちらも使用することで
その予防効果はより大きなものに
なります。
トーワから販売されている
「マスク用スプレー液」では、
インフルエンザウイルスが
商品の除菌成分であるリバルスに接触直後、
感染力が10分の1に低下したそうです。
かなり予防効果が見込めますね(^^)
また、アロマスプレーなども
あるみたいですので
ずっとマスクをしている上で
そういった消臭・除菌は
徹底していきたいですね♪
まとめ
マスク・手洗いがインフルエンザ予防には
有効なことがわかりました。
マスクは同じものを一日中付けるのではなく、
一日に2、3回新しいものに変えましょう。
また、マスクを頻繁に触る行為も
控えた方がいいですね(^^)
外出時は、常にインフルエンザウイルスのことを
意識して行動するように心掛けましょう。