空気清浄機を置いているご家庭のほとんどは、定期的にお手入れをしていることかと思います。
特に、加湿空気清浄機は冬場などの乾燥する時期、水の入れ替えを毎日やらなければなりませんね。
しかし、中のフィルター類まで定期的に掃除していますか?
放っておいていると、赤カビが発生したり、臭いの原因になることも...
我が家では1年程前に購入した、シャープ製のプラズマクラスターを今回入念にお手入れしたので、そのやり方を写真付きで詳しく解説していきますね。
空気清浄機の掃除の簡単なやり方
今回は、シャープ製のプラズマクラスターの掃除について解説していきます。
中のフィルター関係は、どのメーカーさんでもほとんど一緒ですから是非参考にして下さいね^^
では、まずは用意するものから見ていきましょう。
用意するもの
・重曹
・クエン酸
・デジタルクッキングスケール
(g単位で重さをはかるやつ)
・掃除機
〈あると便利〉
・口の広いトレー
(フィルターなどをつけおきしやすい)
・ペットボトル
(何リットルのやつでも良い)
用意するものはざっとこんなものです。
重曹とクエン酸は、掃除好きな奥さんでなければそうそう家庭に置いてあるものではありませんが、100均などにも売っているので購入しておきましょう。
私は最寄りのカインズホームで重曹298円、クエン酸498円で買って、若干後悔の念はありますが...(笑)
空気清浄機の掃除の手順
まずは電源プラグを抜き、タンクや加湿フィルターを取り出してしまいましょう。
本体を後ろ向きにして、パネルや脱臭フィルター・集塵フィルターも取り出します。
後ろパネルの掃除方法
後ろパネルはホコリがすごいです。
付属していたプレフィルター(換気扇などにも使用するような使い捨てのフィルターのこと)を使っていてもすごいことになっていました。
この後ろパネルは、台所用合成洗剤(粉末)を使って掃除するのですが、個人的に推奨するのはコレです。
しかし、私は買うのが煩わしかった(いざ掃除しようとした時に手元になかった)ので、台所用中性洗剤(液体)で済ましてしまいました。
違いとしては洗浄力だけですので、どっちでも大丈夫です。
②後ろパネルが浸かるぐらいまで浴槽に水を入れる。
③パネルを浸して10分つけ置き。

④10分後、シャワーで洗剤を落としきる。
⑤タオルドライして乾燥させる。 想像以上に綺麗になってました^^
結果、家にある液体の中性洗剤で十分だと思います。
空気清浄機の水垢の落とし方(加湿フィルターの掃除方法)
加湿フィルターは、水垢(白い固まり)がやっかいです。
この水垢を取るにはクエン酸がうってつけです。
掃除前の加湿フィルターはこんな感じ...。
白い固まりがこびりついて、普段のお手入れでは取れません。
※口の広い洗面器があるご家庭はそっちの方がいいです
②そこに、クエン酸を加えて混ぜる。
1リットルあたり6g入れるので、4リットル溜めたので24g入れました。
③加湿フィルターを入れ、2時間つけ置きする。

④2時間経過後、クエン酸が残らないようによく水洗いする。
また、中の柔らかいフィルター部分は掃除しづらいので、つけ置きが効果的ですね。
注意ポイント!

自宅の空気清浄機のフィルター
上記の画像を見ておわかり頂けるかと思うのですが、家の現在の空気清浄機のフィルターです...。
現在、これは購入してから3年以上経過しているのですが、もう何をしても汚れが落ちません!
ここまで来たら、もうこのまま諦めて使用し続けるか、水色のフィルター部分のみを購入して交換するしかありません。
値段もそこまでではないので、数年に1回ぐらいはせめて交換する事をおすすめします。
メーカーは、10年使用可能と謳っていますが、実際はこのありさまです。
10年間この汚れが付着せず、綺麗に使用出来るご家庭は恐らくないかと思われます...。
必要経費として、諦めるしかないのかもしれませんねm(_ _)m
空気清浄機のトレーの掃除方法|赤カビの落とし方
加湿フィルターが入っているトレーの掃除方法です。
このトレーは、古くなった水が溜まってしまって赤カビなどが発生してしまいます。
この赤カビ、掃除を放置していてそのままにしてしまっていると、通常の掃除方法では汚れが落ちません。
本来なら、水1リットルに対して重曹60gを入れて30分つけ置きすれば綺麗になるはずなのですが、我が家のトレーは全く綺麗になりませんでした(笑)
そこで、より確実に綺麗にする方法をご紹介します。
その1.重曹
アルミ製以外のやかん、または小鍋に1リットルの水を入れて沸騰させます。

②沸騰したやかんに、重曹70gを少しずつ加えていきます。
シュワ~!ってなるのでちょっとびっくりするかもです^^;

※一気に入れると発泡して溢れてしまいます。
③全て入れきったら、さいばしで混ぜて完全に溶け込ませます。
そうしたら重曹沸騰水の完成!
④重曹沸騰水が少し冷めるまで待ちます。
(トレーが熱でやられないように)
⑤重曹沸騰水が40℃以下になって手で触れても大丈夫になったら、トレーに注いで30分つけ置きします。
⑥30分後、水でよく洗い流します。
我が家の空気清浄機は、この方法により綺麗になりました♪
完全に落ちきらなかった汚れは、綿棒でこすってあげると簡単に落ちますよ♪
重曹沸騰水が浸かっている状態で綿棒でこすってみて下さい。
その2.カビキラー
重曹も家になく、簡単に済ませるなら、ちょっと裏ワザ的な感じにはなりますがカビキラーを使用すると一瞬にして綺麗になります。
ただし、この方法は取扱説明書にも記載はなく、カビキラー自体の塩素の力もかなり強いので、もしカビキラーを使用するならよーく水洗いしてから使用しましょう。
水洗いが不十分だと、空気清浄機の加湿機能を使用した際に、目や喉が痛くなってしまう恐れがあります。
ただこれも水でしっかりと洗い落とせば、痛くなることはないのでご安心下さい。
加湿空気清浄機プラズマクラスターを使っているならコレも!
空気清浄機を使用していると、悪臭とまではいかなくとも臭いが気になったりしませんか?
1年に1回はカートリッジを交換した方がいいかもしれません。
メーカー側でも年に1回の交換を推奨しています。
値段も1,000円しませんから、1年に1回交換って考えたら安いものですよね。
加湿フィルターは一応10年に1回が交換目安となっています。
しかしこれは、定期的にしっかりとお手入れをしていた場合にのみです。
数年で変える必要性はないかもしれませんが、掃除しても臭いがどうしても気になる場合は交換を考えた方がいいかもしれませんね。
我が家ではまだ必要なさそうです。
まぁ、あとは水を入れるタンクなどは少量の水を入れて振るだけで十分です。
これは日頃から定期的に行いましょう。
脱臭フィルターや集塵フィルターなども掃除機で吸うだけで十分です。
むしろ、水洗いや天日干しが出来ないので、掃除機で吸うだけにしましょう。
メーカーの提唱する寿命は10年となっていますが、タバコを家で1日10本ほど吸うのなら寿命は5年になっていまいますのでご注意を。
まとめ
加湿空気清浄機プラズマクラスターのお手入れ方法をご紹介しました。
・加湿フィルターの水垢はクエン酸
・トレーの赤カビは重曹沸騰水
・イオンカートリッジは年に1回変える
年に1回ぐらいはこうして入念に掃除して長持ちさせましょう。