納豆と言えば、身体に良いというイメージから、毎朝食べてるっていう人も多いのではないでしょうか。
そんな発酵食品である納豆に、キムチを混ぜるととても健康長寿の秘訣となったり、ダイエットにもいいし、納豆菌と乳酸菌がたくさん取れて、なにやら良いことずくめだと言うそうなのですが...
実際の所、納豆とキムチを混ぜるとどのような効果があるのか。
効果的な食べ方とは。
納豆キムチダイエットの方法とは。
その点について、お伝えしていきたいと思います。
納豆とキムチを混ぜ合わせるとどのような効果があるのか
まずは、納豆とキムチ、それぞれの成分や効果を見ていこうと思います。
納豆
カロリー:100kcal 50g(1パック)
成分:モリブデン、ビタミンK、納豆菌(ナットウキナーゼ)、等
効果:骨の強化、骨粗鬆症、肥満予防、ガン予防、冷え性予防、等
キムチ
カロリー:23kcal 50g
成分:ビタミンB群、ビタミンK、 ナトリウム、カプサイシン、乳酸菌、等
効果:血圧低下、コレステロール減少、血行促進、肥満防止、免疫力向上、等
上記のような効果があるとされています。
それぞれ単品で摂取しても十分な効果を発揮してくれる貴重な食材ですが、それらを更に混ぜ合わせたら、それ以上の相乗効果が期待出来ます。
ではなぜ、混ぜることで相乗効果が生まれるのでしょうか。
納豆菌(ナットウキナーゼ)がキムチの乳酸菌の増殖を促してくれる
キムチには、1gあたりに何億もの乳酸菌が生きています。
乳酸菌とは、善玉菌のことであり、健康な人の体内にはたくさんの数がいて、腸を綺麗にしてくれる働きがあります。
しかし、身体の免疫力が低下すると、乳酸菌(善玉菌)の数は減少してしまいます。
そこで、キムチを食べて乳酸菌を摂取すればいいのですが、納豆と一緒に食べると、納豆に含まれる納豆菌が乳酸菌の増殖を助けてくれる働きがあるのです。
体内にある善玉菌が増えていく訳ですね。
更には、納豆菌には、最近また流行りのO-157などの悪い菌、いわゆる悪玉菌の増殖を抑制する働きもあります。
キムチ納豆は血栓を作りにくくする働きがある
キムチに含まれるニンニクによって血栓ができにくくなり、さらに納豆に含まれる納豆菌が血栓を溶けやすくしてくれるいう相乗効果が働きます。
特に、納豆の血栓を溶かす働きは、全食材の中でナンバーワンと言っても過言ではありません。
血栓とは、血管の中の血液が何らかの原因で固まって塊が出来てしまうことで、脳梗塞や心筋梗塞などの病気を引き起こす可能性のあるとても怖いものです。
そんな血栓を溶かす働きをしてくれるのですから、キムチ納豆は立派な食材ですね。
納豆とキムチを混ぜ合わせる一番効果的な食べ方は?
まず、納豆をかなり混ぜます。
もちろん、付属のタレも入れてしまって構いません。
混ぜる理由としては、旨味成分が増して単純に美味くなるからです(笑)
大体納豆は1パック40~50gぐらいだと思うので、キムチもそれに合わせた量を入れていきます。
キムチを入れた後も一緒に混ぜます。
ここで、すぐに食べてももちろん良いのですが、混ぜた後に一晩寝かせると、乳酸菌がさらに繁殖してより効果を得ることが出来ます。
一晩寝かせるのは、冷蔵庫の中でも可能です。
ちなみに、大体の方はご飯に掛けて食べるかとは思いますが、納豆に含まれる納豆菌は熱に弱いので、炊きたてのご飯などの上には乗せないようにしましょう。
ちなみに納豆菌は、前述した通り血栓を溶かす働きがあるのでとても重要なものです。
また、食べるタイミングですが、夜が理想的でしょう。
夕食時に納豆を摂取することで、成長ホルモンの分泌を促してくれます。
成長ホルモンは、代謝を促進させる働きや、脂肪細胞を燃焼してくれる働きがあります。
さらに、納豆菌には血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
その効果は、体内で消化されてからなんと8時間!
夕食に食べるので、ちょうど寝てるタイミングで納豆菌が働いてくれる事になります。
就寝中は血液の流れが悪くなるので、納豆菌が活動するのにベストなタイミングなんです。
また、納豆やキムチは発酵食品です。
中に潜んでいる納豆菌や乳酸菌は実際に生きている微生物ですが、日が経つにつれてそれらの絶対数は増えていきます。
ですので、一番効果的な食べ方としては、納豆とキムチの賞味期限がギリギリの物の方が、乳酸菌の数も増えているので良いということになりますね。
感覚的には、賞味期限がギリギリの物ってなんとなく嫌な感じはする方もいると思うので、ここはあまり気にすることもないかもしれません。
私はこの賞味期限に関しては全く気にしてないです^^;
納豆とキムチを使った究極のダイエット方法とは?
先程、キムチ納豆を食べるタイミングは、夜が成長ホルモンも分泌して良いとお話しました。
深い睡眠に入る直前というのが、最も成長ホルモンが分泌される時間帯です。
そして、ダイエットという観点から考えると、キムチ納豆を食べる状況は、自分が空腹時であるということです。
空腹時に食事をすることは、成長ホルモンの分泌を促してくれます。
ですので、夕食でキムチ納豆を食べるまでは、間食も控えてお腹を空かせておきましょう。
成長ホルモンの分泌は、前述した通り、新陳代謝の促進、脂肪燃焼の効果があります。
代謝がよくなると、筋トレなどのトレーニングの効果が倍増するので、ダイエットを始める為の“痩せやすい身体作り”をする為に、とても簡単な方法と言えると思います。
→毎日夜に1食(空腹時)
→成長ホルモンが分泌
→代謝が良くなる
→痩せやすい身体に
→筋トレの効果倍増
→減量成功!!
という、シミュレーションが簡単に想像出来ます。
実際ダイエットは大変ですが、普通に運動して痩せていくより、まずは納豆キムチを食べて痩せやすい身体になってから筋トレなどの運動を始めましょう^^
さいごに
キムチ納豆は、最強で究極の食事法だと思います。
コスト、栄養、手軽さ、どれをとってもデメリットはなし。
節約、ダイエット、健康、これら全てをクリアした食事法が納豆キムチなのです。