スノボーも板についてくると、文字通り自分の板も欲しくなってきますよね。
私もスノボーの魅力に一気に引きこまれ、ゲレンデに1回行っただけで、板、バインディング、ブーツ、ウエアと全て揃えてしまいました^^;
もっと上達したい!
と考える方は、これからも何度もゲレンデに足を運ぶことを考えて、購入してしまった方が費用的にも抑えられますし、なにより自分の物というのは愛着が湧きますからね。
スノボーを面白いと思えた方は、是非とも購入した方がいいかと思います。
そこで今回は、
- スノボー初心者の板の選び方
- スノボーの板の長さ
- スノボー板の種類、形状
- 板の硬さってどのぐらいがいいの?
- 板を買うのは中古でもアリ?
この辺りについて解説していきます。
これからスノボー板を買おうとしている方の参考になれば幸いですm(_ _)m
スノボー初心者の板の選び方|長さはどれぐらい?
まず、板を選ぶ際に最も重要なのが、板の長さです。
基本としては、
自分の身長-15cm
と、言われています。
しかし、これはあくまで平均値ですので以下を参照下さい。
板の長さの目安
170cm前後の人 自分の身長-15cm
150cm前後の人 自分の身長-10cm
長さの適正値はご覧の通りです。
ですので、仮に身長175cmの方が適正の長さの板を購入する場合は上記の数字から平均値を出すと-17.5cmですので、175-17.5=157.5cmの長さの物を購入すれば間違い有りません。
実際にそんな中途半端なサイズも市販で売っていますのでご安心下さいね(^^)
また、
長さなんてこだわらない!
って人は是非短めの板を購入しましょう。
あくまで、上記の数字は目安であって必ずその長さでないと滑れない!というものではありません。
なにより短い板はコントロールしやすいので初心者の方でも比較的簡単に取り扱いが出来ます。
例えば、175cmの方は先程157.5cmが適正長さと言いましたが、短めとはあくまで2~3cmの幅での話です。
ここで一気に150cmの長さの板などにすると短過ぎてしまうので、せめて154cmの板とかその辺までに抑えておきましょう。
※あくまで175cmの人での例え話ですので、各人の身長の平均値で計算してみてくださいね(^^)
ちなみに、なんで短すぎる板だとダメかと言うと、カービングする際などに安定しないからなんです。
グラトリ(グラウンド・トリック)などする人には、もしかしたら短い板は面白いかも!?
スノボーの板にはどんな種類、形状があるの?
スノボー初心者の方なら、まずは普通に滑れるようになりたい!
と思うと思いますが、その次のステップに行く際に板の種類、形状がかなり重要になります。
スノボーの種類は、大きく分けてディレクショナル、ツインチップの2つの種類に分かれています。
また、スノボーは、横から見ると形状が違うのですが、大きく分けてキャンバー、フラット、ロッカーの3つの形状に分かれています。
いきなり、聞いたこともない単語が5つも出てきて混乱してしまいますね^^;
もっと深堀りして、詳しく見てみましょう。
スノボーの種類
・気持ち良くカービング(板のエッジを使った鋭いターン)したりして滑りたい
・テールよりもノーズが長い。
・真ん中で割って、ノーズとテールが非対称
・ゲレンデをフリーランしたい。
・オールラウンド向け
・トリックはツインチップに比べやりづらいが、出来ない事はない
・パウダーが滑りやすい
テールよりもノーズが長いと、高速滑走した時に板が安定するよ!
●ツインチップ
・板の操作性が良い
・くるくる回ったり、オーリーしたりグラトリしたい人向け
・真ん中で割って、ノーズとテールが対象
・パウダーが滑りづらい
パウダーとは?
スノボーの形状
・横から見ると、山のような形になっている。
・端と端で支点を持って支えている
・エッジクリップが強く、安定感がある
・踏み込むと板がフラットになる。
・体重を抜く時に反発が強く貰える
・オーリーやターンの切り返しを手助けしてくれる
●ロッカー
・キャンバーとは逆で、お椀のような形をしている。
・真ん中が支点で接地面積が少ない
・エッジクリップが弱い
・動きがいい(ルーズ)
・操作性に優れ、逆エッジになりづらい
・プレス(グラトリの一つ)が傾けるだけで容易に出来る
・地面をくるくる回転させるなどの動きも容易
●フラット
・形状が横から見ると真っ直ぐ
・キャンバーとロッカーの中間の形状
・操作性もグリップもある程度良い
・オールラウンド向け(悪く言うと中途半端)
上記では、板の種類、形状を見やすく箇条書きでまとめましたが、とりあえず迷った方は初心者向けのディレクショナルのキャンバー形状の板を買えば間違いないかと思います。
しかし、実は上記の3つの形状はあくまで大きく分けただけなので、細分化するとさらに多くの形状があるんです。
結局、キャンバーがいいよ!
と分かっても、いざ買うってなった時に、

と、なってしまう可能性もあるので。。。
そうなって欲しくないので、もう初心者に絶対的におすすめの形状を教えちゃいます!
それが、ハイブリッドキャンバー。
ようは、キャンバーの良さも、ロッカーの良さもどちらのメリットも取り入れた欲張りさん向けの板になります。
ちなみに、板の種類はディレクショナルとツインの2つあると言いましたが、実はディレクショナルツインと呼ばれるディレクショナルとツインの両方の良さを兼ね備えた種類も存在します。
ディレクショナルツインは、上から見た時にノーズとテールの形はほぼ同じ形をしています。
ほとんど左右対称の形をしているので、真ん中で割って、ノーズとテールが対称的なツインチップに近い見た目をしているという事になります。
もう完全なる奥の手、というか最善の方法なのでは?
というのが、筆者の考えです。
板の形状…ハイブリッドキャンバー
これを選べば、初心者の方は間違いないでしょう!(断言)
スノボーの板の硬さってどのぐらいがいいの?
板の硬さも、どんな滑りをしたいかによって選ぶ必要性があります。
トーションとフレックスという言葉をご存知でしょうか。
板を買う際に、例えばネット通販などでそんな言葉が記載されているかもしれないので覚えておきましょう。
フレックス…板のしなり
スノボーで低速でグラトリなどの技の練習をしたいという方は、板は柔らかい方がおすすめです。
また、高速滑走で安定した滑りをしたい方は板は硬めの方がおすすめです。
柔らかめの板だと、高速滑走すると暴れてしまうからです。
しかし、柔らかめの板でもしっかりと足で踏んで押さえつけて滑走すれば問題ありません。
正直、柔らかめの板の方が操作性も良く、全体的に見て扱いやすいというメリットがあります。
なので、結論としては硬めよりも、柔らかめの板の方がおすすめです。
硬さの違いは、正直初心者の方にはわからないと思うので、一度スポーツ店に行って確認してみると良いかもしれません。
種類や形状は写真でもわかりますが、硬さだけは実際に触らないとわからないと思うので。
その時に、店員さんにわからない所や、こんな板が欲しいと思っているんですと言うと、いろいろと教えてくれると思います(^^)
スノボー板は最初は中古のがいい?
もし、板のブランドなどにそこまでこだわりがなければ、最初に安価な中古品を買うことをおすすめします。
今や、メルカリなどでも簡単に中古で安く購入出来ますからね♪
値段はメーカーによって上を見れば非常に高い物もありますが、メーカーのこだわりがなければ中古で1万円以下で購入する事も可能です。
個人的には、メーカーで選ぶのではなく、上記で説明した
- 長さ
- 種類
- 形状
- 硬さ
を踏まえた上で、あとは見た目のデザインで選ぶと良いかと思います。
もちろん、メルカリやラクマなどで購入する場合は個人売買ですので、よーく状態の確認をし、壊れた板を掴まされないように注意しましょう。
そんな物を掴まされたら、すぐに運営に報告してくださいね。
しっかりと返金されますから(*^^*)
(スノボー板ではないが、体験談)
スノボー用品は板以外にも必要な物はたくさんありますからお金の掛け方はしっかりと考えましょう。
ちなみに、楽天などでも新品で安く売っているのでおすすめです。
まとめ
- スノボーの板は、長さ、種類、形状、硬さの4つが重要
- 初心者には、ディレクショナルツインの種類がおすすめ
- また、ハイブリッドキャンバーの形状がおすすめ
- 中古で状態の良いのが1万円以下で売っている場合もある
- 新品でも1~2万円で購入可能