スイカの季節がやってきました!
やっぱり夏と言えば、スイカですよね(^^)
僕も、最近スーパーで毎日のようにスイカを買ってきて食べてます。
せっかく買うなら、甘くて美味しいスイカを食べたいですよね。
スイカは、バナナなどのように収穫後でも追熟して甘くなったり、美味しくなったりする事はありません。
収穫した時点で成長が止まってしまうので、収穫後すぐが一番新鮮で美味しく食べられるスイカという事になります。
収穫したスイカにも当たりハズレがあり、買う際にどんなスイカを選ぶかで味は大きく変わってきます。
そこで今回は、
- 糖度が高い美味しくて甘いスイカの見分け方
- 美味しいカットスイカの見分け方
- スイカの糖度の調べ方
上記をテーマにお伝えしていきます。
これからスイカを買う際の参考になれば嬉しいですm(_ _)m
糖度が高い美味しいスイカの見分け方
スイカは、実は表面を見るだけで美味しいスイカというのがわかるんです。
よく、“音を叩いて、低いボンボンという音が鳴ったら美味しいスイカ!”と言われますが、正直音で判断するのは聞き慣れた人じゃないと至難の業です。
そこで今回は、見た目だけで美味しいスイカと判断する為の4つの項目をお伝えしていきます。
それは、
- 表面の黒と緑のシマ模様
- 上部のツルの部分(てっぺん部分)
- 下部のおへそ部分
- スイカの大きさと重さ
この4つの部分をよく見分ける事で、美味しいスイカかどうかがわかります。
1つずつ見ていきましょう。
表面の黒と緑のシマ模様
シマ模様の黒い部分がより色濃く、緑との境目がはっきりとしており、黒い部分が盛り上がっているもの。
さらに、その黒い部分のギザギザが激しく羅列されているものが美味しいとされています。
表面を撫でた時に、黒い部分の模様が盛り上がって凸凹しているか確認してみましょう。
スイカの黒と緑のシマがはっきりしているものは、それだけ元気に育った証拠。
より甘いスイカの可能性が高いんです。
それはなぜか。
スイカは適度に養分を吸収する事で、表面の黒と緑の境目の部分がしっかりと分かれ、シマ模様がよりはっきりとしてきます。
養分を吸収しているスイカはそれだけ栄養も行き渡っている証拠なので、表面のシマ模様や色味がよりはっきりとしているものは、イコール甘いという事になります。
黒と緑の境目がぼやけているようなスイカは、あまり甘さが期待出来ないでしょう。
上部のツルの部分(てっぺん部分)
スーパーなどではツルが付いた物はなかなか見かけませんが、もしツルが付いていたら緑色の物を選びましょう。
ツルが枯れているものは鮮度が落ちてしまっています。
ツルの付け根がくぼんでその周りが盛り上がっているものが食べ頃のスイカになります。
また、ツルが付いていない物は、ツルが付いていたてっぺん部分が緑色になっているスイカを選びましょう。
さらに、ツルが付いていた部分のくぼみが大きく、その周辺が盛り上がっているスイカは期待出来ます。
触ってみて凸凹が激しいかどうか、他のスイカと比べてみましょう。
逆に、てっぺんが白くなっているスイカは甘くないので避けた方がいいです。
下部のおへそ部分
スイカの下部であるおへそ部分。
この部分が大きい程、熟しているという事になります。
逆に小さ過ぎる物はまだ未熟なので、甘さは期待出来ません。
しかし、日持ちするというメリットもあります。
おへそ部分が大きければ大きい程良いという訳ではなく、5円玉以上の大きさの場合は熟し過ぎの可能性もあるので、目安として5円玉以下のおへそのスイカを探しましょう。
購入してすぐにスイカを食べるなら、5円玉より小さいおへそのスイカがおすすめです。
スイカの大きさや重さ
同じ品種のスイカでも、より大きく、そして重いスイカが美味しいと言われています。
さらに、形も丸くて綺麗な物がいいとされています。
イメージとしては、大きい方が中身がスカスカで美味しくないんじゃないかという考えもありますが、実際はそんな事はありません。
むしろ、大きい方が美味しいので、同じ品種のスイカだったらより大きいものを選びましょう。
美味しいカットスイカの見分け方
実際、スーパー等では大玉を買うよりも、カットスイカを買う事の方が多いかもしれません。
現に、私の家庭でもほとんどカットスイカを買っています。
実はカットスイカにも美味しい物の見分け方があるのをご存知でしたか?
美味しいカットスイカを見分けるには、スイカの切り口や種の部分を見てみましょう。
美味しいカットスイカの見分け方
- 切り口が滑らか(崩れていない)
- 黒い種が多い(白い種が少ない)
- 黒い種にツヤがある
- 種が偏っておらず、全体的にバラけている
- 果肉と皮の境目の白い部分がはっきりしている
項目を見てみると、種についての記述が3項目ありますね。
スイカの美味しさには、種がより深く関わっている事がわかると思います。
実は、スイカはツルを切った時点で成長が止まってしまいますが、そうするとスイカの種がその瞬間から発芽しようと、果肉の栄養を奪い始めてしまいます。
スイカの種と果肉の間には隙間があったりしますが、隙間が大きい場合は収穫してから時間が経っているという事になります。
種が栄養を奪おうとする分、種周辺の果肉はより甘くなるのですが、種が偏っていると一部分だけが甘く、種が全体的にバラけていると、スイカも全体的に甘くなるという訳なんです。
それと、切り口が滑らかかどうかは、そこの販売しているお店でカットしてから、どれぐらいの時間が経ったかの目安にもなります。
もしくは、糖度が低い場合に切り口が滑らかでない場合もあります。
また、カットスイカでも皮が付いている物は、同様にシマ模様などでも美味しいスイカが見分けられるので、上記の項目以外でも美味しいスイカの判別は可能です。
スイカの糖度の調べ方
見分け方は上記で全てお伝えしました。
しかし、そうとは言っても糖度が何度かまではやはり機器を使わないとわかりません。
糖度を測定するには、糖度計と呼ばれるものを使用します。
値段は2,000円ぐらいとリーズナブルに購入出来るものもあるので、スーパーで11度と表記されているスイカが、本当に11度あるのかどうか確かめたり、糖度の表示がないスイカがどのぐらいの糖度なのか調べたい時に役立ってくれるでしょう。
スイカを切った際に出てくる果汁を採取して測定します。
種の部分が最も糖度が高く、皮に近づくにつれ、糖度は低くなります。
ずっと使用している事で、どのぐらいの甘さが何度かわかるようになってくるかもしれませんね。
美味しいスイカの見分け方まとめ
- シマ模様の黒い部分が色濃く、盛り上がっていて、ギザギザが激しいもの
- ツル(の部分)が緑色で、付け根がくぼんでいてその周辺が盛り上がっているもの
- 下部のおへそ部分大きいもの(5円玉以下の大きさ)
- 同品種のスイカの中でも大きくて重いもの