メリークリスマス!
英語で書くと、
Merry Christmas!
となりますね。
クリスマスが近づくと、この言葉を良く耳にしますが、その意味や由来をご存知でしょうか。
また、24と25のどちらに言うのか。
どんな時に言うのか。
正しい「メリークリスマス」の使い方を知らないと、恥をかいてしまうかもしれません...。
そこで今回は、
- メリークリスマスのmerryの意味は?
- メリークリスマスを言うようになった由来は?
- メリークリスマスは24と25のどっちに言うの?
この3つについて、お伝えしていきます。
<以下本文>
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メリークリスマスのmerryの意味は?
メリークリスマスのメリー(merry)の意味さえわかれば、解読出来るようになりますね。
merryの意味は、
「楽しい、陽気な」
という意味があります。
また、
「良い、素敵な」
という意味としても使われます。
そうなると、メリークリスマス!と誰かに言った場合、
「素敵なクリスマスを!」
という意味を込めて言っている事になります。
これは、近い未来に訪れる素敵なクリスマスを思い描いて、その言葉を相手に投げかけている事になります。
しかし、日本ではほとんどの場合、クリスマスの当日にしか言いませんよね。
日本の場合のメリークリスマスの意味は、
「クリスマスおめでとう!」
という意味しかありません。
イメージとしては、クラッカーを発射させたと同時にメリークリスマース!(クリスマスおめでとーう!)と叫ぶような感じです。
しかし、海外ではクリスマスが近づいてきた頃にメリークリスマスと言うので、
「素敵なクリスマスを過ごして下さいね。」
という意味も込められているんです。
もともと、メリークリスマスとは略された言葉であり、正確には
「I wish you a merry Christmas!」
という英文になります。
毎年クリスマスシーズンになると流れる、アレです(^^)
「アイウィッシュ ア メリークリスマス♪
アイウィッシュ ア メリークリスマス♪」
こう聞くと、あぁ!となりますよね♪
(ピンと来てなかったらすみません…)
日本語に訳すと、
「素敵なクリスマスになる事を願っています。」
と、相手に伝える時に使います。
メリークリスマスを言うようになった由来は?
そもそもメリークリスマスの由来って何かご存知ですか?
もともとクリスマスとは、イエス・キリストの降誕を祝って行われた儀式の事です。
クリスマスはChristmasと書きますが、「Christ(キリスト)+mass(ミサ)」が合わさったものです。
mass(ミサ)とは、キリスト教(カトリック)の祭典の事を言います。
ですので、「メリークリスマス」はキリスト教でしか言わないのです。
他の宗派ではメリークリスマスとは言いません。
ですので、メリークリスマスは世界共通ではないので、海外で言うには注意が必要です。
日本は、世界中の様々な宗教や文化を柔軟に取り入れる国民性なので関係ありませんが、他の宗派にメリークリスマスと言うのは避けた方が賢明ですね。
ちなみに現在アメリカでは、イスラム教やユダヤ教などに対し、メリークリスマスと言わないよう配慮しているそうです。
その代わり、
「Happy Holidays!」(楽しい休日を!)
と言うそうです。
特にクリスマスでなくても年中使える言葉ではありますが、アメリカではクリスマス休暇というのがあり、その期間が2週間程と長いので、Happy Holidaysが一番言葉としてマッチしているのかもしれませんね。
メリークリスマスは24と25のどっちに言うの?
クリスマスには、24日のクリスマス・イブと、25日のクリスマスがありますね。
では、メリークリスマスとはどっちの日に言うのが正解なのでしょうか。
あくまで日本国内での話ですが、
「メリークリスマス!」
と言うのは、25日が一般的です。
あくまでクリスマス本番は25日で、クリスマス・イブは前夜祭のようなものなので、メリークリスマスは25日になってから言いましょう。
ただ、24日のイブに言ってももちろん問題ありません。
まとめ
- メリークリスマスのメリーは「楽しい、陽気な」という意味がある
- もともとクリスマスとは、イエス・キリストの降誕を祝って行われた儀式の事
- メリークリスマスは日本国内の場合、25日に言うのが一般的