筆者はカインズホームによく行くのですが、日用品が安いから行くという理由の他にも、カインズブランドの商品が好きで行くという理由も大きいです。
カインズでは、独自で開発した商品を多く取り扱っていますが、その中でもフライパンにかなり力を注いでいます。
その中でも有名な商品に、ストーンマーブルフライパンがあります。
今回は、そちらのストーンマーブルフライパンを購入して使用してみたので、その結果を報告します。
カインズのマーブルフライパンが1ヶ月で劣化しました
タイトルにもあったのでもう既にネタバレ済みですが、まぁ結果から言うと、買って一ヶ月でコーティングが剥がれました(笑)
率直に
「カインズのフライパンしょぼ!」
というのが第一印象でした。
いやいや、耐摩耗試験200万回クリアとか謳っといてこれかよ、と思いましたね^^;
ここで、カインズのフライパンの特徴を今一度見てみましょう。
ストーンマーブルフライパンの特徴
特徴1:丈夫なつくり
金属ヘラでの耐摩耗試験を200万回クリアしています。
筆者の家でも金属ヘラを使用しているのでこれは助かります。
また、高密度3層フッ素樹脂コーティングを採用することにより、前モデルに比べ耐久性がアップしています。
特徴2:軽くて動かしやすい
軽いフライパンは、女性にとってかなり嬉しいポイントなのではないでしょうか。
筆者は男ですが、妻に持たせたところ、
「これは軽い!」
と驚いていました。
重量は620g(26cm)で、前モデルよりも20%もの軽量化に成功しています。
料理が入るとさらに重くなるので、フライパン自体が軽いのはかなり魅力的ですよね。
※26cm…620g
※28cm…770g
特徴3:お手入れ簡単!
こびりつきにくい素材の為、汚れ落としもラクラクです。
さらに、取っ手部分と本体のつなぎ目ってどうしても汚れが溜まりがちですが、つなぎ目にはネジがないので、溝や穴に汚れが溜まりづらい設計になっています。
フライパンは洗うのがめんどくさいので、ここは高評価ポイントですね。
と、以上3点が大きな特徴になります。
これで、税込み2,480円(26cm)ですから、
※28cmは税込2,980円
「おお!これは買いだな!」
と思い、購入に至った訳ですが…。
まさか1ヶ月でコーティングが剥がれるとは思わなかったので、これはさすがにカインズに行った時に店員さんに言ってみました。




当社としても、あのフライパンはかなり力を注いでいる代表的な商品ですので、もしかしたらそちらの商品が不良だった可能性もあります。
と言われ、なんやかんやで、新しい物と交換してくれる事になりました。
(クレーム入れた訳じゃないですよ^^;)
なんかカインズさん的には、あのフライパンにはプライドをかけているような熱い想いがあるように感じました。
その後、

とおっしゃっていたので、


という話になりましたが、この記事を書いていて思い出しましたが、まだ持っていってませんでした^^;
(カインズさん!次回、お店に持っていきますね!)
で、新しいフライパンがまた自宅にやってきました。
新しいストーンマーブルフライパンが自宅にやってきたが…
さて、かれこれ、新しいフライパンが来てから、実はもう現時点(2019年5月23日)で半年ばかりが経過しています。
その新しいフライパンどうなったのか…
・
・
現在の姿がこちらでです!!
剥がれまくりやん!!
そう。
実は、この新しいフライパンも、1ヶ月で結局コーティングが剥がれてしまったんです…。
もはや、
「もういいや。コーティング剥がれても使えるし。」
と、半ば投げやり状態で現在も使い続けています。
きっと、知らず知らずの内にコーティングの塗膜が料理の中に入っているでしょうが、腹痛などの症状もないし、支障もないのであまり気にしないことにしました。
でも、コーティングっていつかは劣化するものなので、しょうがないと言えばしょうがないのですが、いろいろ調べていく内にコーティングを長持ちさせる方法というのがあることを知りました。
それと同時に、ウェブ上でこのマーブルフライパンの説明書も発見しました。
なので、ここではコーティングを長持ちさせる方法と、説明書に記載されていた驚愕の事実も続けてご紹介させていただきます。
フライパンのコーティングを長持ちさせる方法
木製やプラスチック製のヘラを使用する
今回ご紹介しているフライパンはマーブル加工ですので、テフロン加工のものよりも耐久性が基本的に高い設計になっています。
上記のフライパンの特徴の中でも記載しましたが、金属ヘラでの耐摩耗試験を200万回クリアしています。
しかし、いくら200万回クリアしているとは言え、金属ヘラを使用しているとコーティングの劣化は免れません。
長持ちさせたいなら、金属ヘラではなく、木製やプラスチック製を使用するのが無難です。
やわらかいスポンジを使用する
また、コーティングは摩擦によりどんどんと剥がれていってしまいます。
その摩擦を最低限にする為にも、フライパンを洗うスポンジはたわしなどではなく、やわらかいスポンジを使用した方がいいですね。
汚れがひどい場合は沸騰させて放置!
汚れが落ちないからとゴシゴシやるのもNG。
汚れがひどい場合は、一度フライパンに水を入れて、沸騰させておくと汚れが浮き上がってくるので、少しその状態で放置しておきましょう。
では次に、カインズのストーンマーブルフライパンの説明書の記載をご紹介していきます。
カインズのストーンマーブルフライパンの説明書に驚愕の事実が…
取扱説明書は本体に付いてないので、インターネット上で見ることができます。
その説明書の中には、赤文字で次のように書かれています。
空焚きNG!と書かれていました。
例えば、ウィンナーなどは
油をしかずにフライパンで炒めてください。
などと説明があったりしますが、そういった類も空焚きになってしまうのでやらない方がいいという事になります。
ちなみに筆者は、めんどくさいのでウインナーは電子レンジで温める派です。
また、説明書には赤文字でもう一つ、次のように書かれています。
あ、これは…
筆者は普通に強火で使用していました…。
塗膜保護のためにも、という文言があるので、コーティングの劣化を早めてしまう一番の原因が強火での調理なのかもしれません。
しかも調理の度に、毎回のように一回は強火で炒めたりするので、もう言い逃れはできませんね。
最近のフライパンは、熱伝導率も良いので、中火でも全然火の通りがいいみたいなので、例えばクックパッドとかで
「強火で炒めます」
とか書かれていても、わざわざ強火でなくてもいいみたいです。
中火で十分ということですね。
赤文字で書かれている説明は以上の2つでしたが、他にも筆者は心当たりのある行為がいくつかありました。
- てんぷらなどの揚げ物調理には使用しないでください。
- 調理の際は、油温を200℃以上にしないでください。
- 金属製の調理器具をお使いの際は、角の丸いものをご使用ください。
全部当てはまっとるやんけな…。
いやいや、そりゃ1ヶ月で劣化するだろうよ。
そんな説明全然守らないで使用してたら。
ですので、今回筆者はフライパンのコーティングを1ヶ月で劣化させてしまいましたが、しっかりと説明を守り、コーティングを長持ちさせる方法を駆使すれば、もしかしたらコーティングはもっと長持ちするかもしれません。
するかも、というよりは絶対に長持ちしますよね(笑)
今回ご紹介したフライパンに限らず、コーティングが施されたフライパンは筆者と同じように使用していたら間違いなくすぐに劣化します。
なので、まずはフライパンの取り扱い方をマスターしちゃいましょう。
ということで、今回の記事は、同じようにコーティングが剥がれてしまった人、これからカインズのストーンマーブルフライパンを購入したいけど迷っている人、そんな方に向けての記事でした。
そして、カインズさんは悪くなく、使い手の問題だったという事でした。
すみませんカインズさん!!!
まとめ
- フライパンのコーティングは使用方法によって長持ちさせることができる
- 逆に使用方法を守らないと、1ヶ月で劣化してしまうケースもある
- カインズのフライパンは、使用方法を守れば長持ちします!(ネット上探したら1年以上もってるって人もいました)