対策 正月

正月の餅による高齢者の事故防止 うるち米を使った餅の作り方

2015年11月17日

お正月にお餅による
窒息事故が毎年必ず発生しています。

市販の切り餅だと粘り気も強く
喉にくっつきやすいのです。

そので今回提案致しますのは、
高齢者の方でも安心して食べられるお餅

「うるち米使用の餅」

の作り方などをご紹介します。

正月に餅を食べる時の注意点

まず、市販のお餅は
サイズも大きくくっつきやすい為に
多くの事故が発生しています。

ですので、買ってきたら必ず
一口サイズに切ってから調理する
工夫が必要です。

また、それは家で食べる場合の話で、
正月の初詣などにいくと
屋台などが立ち並んでいますね。

そこで売られている

“串団子”“イカ焼き”など
比較的、喉に引っかかることが懸念される
食べ物でも事故が発生しています。

それは特に、65歳以上の高齢者の方に多く見られます。

周りの方が、多少強引にでも
食べることを止めたり
アドバイスを伝える必要があります。

せっかくの楽しい正月ですから、
未然に事故を防ぐには
そういった周りの人の行動が
とても大事になってきます。

餅による事故防止

事故を未然に防ぐ方法はたくさんあります。

そもそも、なぜそのような事故が
毎年多発してしまうのかというと、
餅の特性を知らなかったり、
身体の機能低下によったり
などが挙げられます。

特に、冬場は寒く
餅の特性上、外気が寒ければ
餅は硬くなってしまいます。

硬くなった餅は
なかなか顎で噛み砕けずに、
大きな状態で喉を通過してしまうので
詰まりの原因になってしまいます。

それに相まって、喉が乾燥するので
よけいに喉に引っ付いてしまうんですね。

では、一番いいのはそういった
お餅自体を食べないこと
一番の対策になります。

しかし、せっかく親戚一同集まったのに
おじいちゃんやおばあちゃんだけが
食べられないのなんて

寂しいですよね。

ここで、ご紹介するのが
うるち米を使用したお餅です。

作り方を次に説明していきます。

うるち米を使用した餅の作り方

そもそも、もち米とうるち米の違いは
でんぷんの種類とその含有量です。

もち米には含まれない
アミロースという成分が
粘り気をなくしてくれます。

その為に、市販のお餅では
喉にくっつきやすく
リスクが高いですが、
うるち米はその心配がありません。

作り方を見ていきましょう。

うるち米を使った餅の作り方

①市販のうるち米を洗米し、一晩水に浸す。

②ざるにあけて水を切り、30分蒸す。

③蒸しあがったお米をボールにあけて
お湯で揉み洗いする。お湯を取り替えて2,3回繰り返します。

④再度、ざるにあけて30分蒸す。

⑤餅つき機で搗きます。
搗く時間は30分~40分位
※ボールと突き棒ではかなり大変です。

⑥出来たお餅を平に伸ばし、
食べやすいサイズに分けましょう。

餅搗き機がない場合は
手作業でも出来るは出来ますが、
かなり大変な上に中途半端な
仕上がりになる可能性
があります。

作る際は、時間と体力と相談しましょう^^;

まとめ

うるち米使用のお餅は
粘り気がなく、高齢者の方には
優しいお餅です。

食はもちろん味が一番ですが、
お正月だけは味より先に
安全であることを考えましょう。

  • この記事を書いた人
Shunya

Shunya

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