糖尿病を患ってしまった方が第一に気を付けなければならないのが食事の摂り方。
しかし、
どうしていけばいいかわからない...
そういった方に向けて記事を書きましたので、是非参考になさって下さい。
糖尿病の方の食事の注意点
糖尿病を患ってから、担当医に食事法を改善するように。
と言われてから、食事を改善したつもりでもそれからあまり良い傾向に行っていないのであれば、もしかしたらその調理法に問題があるのかもしれません。
糖尿病の為のレシピで食事を摂っていても、その調理法に問題があっては意味がありません。
例えば、魚1つ取ってもその調理法が間違っていたらだめですね。白身魚の揚げ物。
これを“揚げる”から“蒸す”に変えれば、油の量を減らせます。
野菜を多くとっていても、その中にマヨネーズが入っていたら油を摂ってしまっています。
マヨネーズは、ヨーグルトを加えることでエネルギー量を減らすことが出来ます。
野菜は沢山摂っていても、そこに大量のドレッシングをかけてたら意味がありません。
ドレッシングをかけてしまっていた場合には、それをヨーグルトに変えてみましょう。
最初の内は慣れないかもしれませんが、慣れてきたら美味しく食べられます。
また、どうしてもヨーグルトでは食べる気にならない。
という方は、ごまドレッシング。それか低カロリーのドレッシングを使用しましょう。
また、ご飯を食べている方は雑穀米を食べましょう。
食物繊維が豊富なので健康に繋がります。
味噌汁の具は何を入れていますか?
もし、そこに豆腐や油揚げが入っていたら、それをキャベツとさやえんどうに変えましょう。
また、上記のことを行うだけでもしかしたらカロリーを半分に抑えることが出来るかもしれません。
脂質量は確実に抑えることが出来ます。
また、食べる順番にも気を使いましょう。
食卓に並んだ物を好きな物から優先して食べるのではなく、必ず野菜から食べて下さい。
野菜から食べてお腹を満たし、少しでもカロリーの多い食べ物を摂取しないように心掛けましょう。
糖尿病の食事前後につい間食してしまう
お菓子は、物によっては一袋でご飯2杯分があるものもあります。
炭水化物はなるべく控えなければならないのに、それを食べてしまっていては意味がありませんね。
そういった間食を抑えたくてもどうしてもお腹が空いてしまう。
果物といっても、缶詰やドライフルーツなどは含まれません。
必ず、生の果物を食べましょう。
乳製品にはヨーグルトなどがありますが、こちらは無糖の物を選んで下さい。
無糖が食べれない、また甘みが欲しい...
という方は、ヨーグルトにりんごやみかんなどを入れてそこから甘みを取りましょう。
1日の間食量の目安は200kcalまでです。
果物は200g、牛乳だったら180mlなど1日の目安量というのがあります。
少しわかりづらいので、果物の200gって個数に直すと何個なのかを見てみましょう。
りんご…1個
なし…1個
バナナ…2本
キウイフルーツ…2個
もも…2個
さくらんぼ…40粒
ぶどう…1房
(デラウェア…2房)
例として挙げた果物はほんの一部ですが、1日の摂取量はこのぐらいです。
これらをお菓子の代わりに上手に間食の代わりになるように少しづつ改善していきましょう。
糖尿病の食事時の一工夫
食事のメニューだけに気を使うのではなく、他のことにも工夫が必要です。
今使用しているお皿が少しでも大きいかも、と感じたらすぐさま全てのお皿を変える必要があります。
すごく小さくする必要はありません。
それはかえって食事を摂った後に、またお腹が空いてしまう可能性があるからです。
買い替えるなら、“一回り小さい”というのを意識してお皿を変えましょう。
ご飯茶わんを一回り小さくするだけで、1杯あたりのカロリーが100kcal程落ちるかもしれません。
それに慣れればだんだんと胃も小さくなってくるので、是非自宅のいつも使っているお皿を見なおしてみましょう。
朝食べなかったからお腹が空いた...。
と、朝を抜いてお昼を食べると、お腹が空いている影響でつい早食いになってしまいます。
大食い・早食いは血糖値の急上昇・急降下をもたらします。
そういった急な変動を防ぐためには、1日3食をしっかりと摂って極端な空腹状態を作らないことが大事です。
“野菜から食べる”という行為は、様々な部分に良い影響を与えますので是非、実践していって下さい。
そして、食事の際はよく噛んで、満腹中枢を刺激させましょう。
まとめ
糖尿病は、年齢関係なく誰にでも起こりうる病気です。
なってしまった際には、必ず食事の摂り方を気を付けなければなりません。
なかなか改善されていかない方は、今回ご紹介した方法で少しでも改善することを心より祈っております。